日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性ジョッキーの藤田菜七子騎手(18)=根本康広厩舎=が24日、さいたま市の浦和競馬場で行われた地方競馬の浦和第3レースでデビュー初勝利を挙げた。
この日の騎乗2レース目で、藤田騎手は2番人気のアスキーコード(5歳せん馬)で好スタートからそのまま逃げ切った。
JRAで7人目の女性騎手となった藤田騎手は、3日の地方・川崎競馬で初騎乗し、5日には中山競馬場で中央デビュー。その後、高知競馬にも参戦したが、中央22戦、地方12戦(23日まで)で各1回ずつの2着が最高だった。20日にはJRA女性騎手で最速の重賞初騎乗(9着)を果たした。