JR東日本の冨田哲郎社長は7日の会見で、3月14日に開業した北陸新幹線について「全体的にほぼ予想通りだが、予想を超えた部分もあった」と手応えを述べた。予想を超えた部分として、軽食などのサービスがある最上級車両「グランクラス」やグリーン車の利用が多いことを挙げた。
北陸新幹線はJR東日本とJR西日本が共同運行。JR東日本管内の高崎-軽井沢間の開業日から3月31日までの乗車率は、速達タイプの「かがやき」が63%、停車駅の多い「はくたか」が71%、東京-長野間の「あさま」が53%だった。ゴールデンウイークの予約状況も「高い予約率で、すでに一部の列車は満員になっている」と話した。