3月14日に長野-金沢間が延伸開業する北陸新幹線のCM「旅情編」。注目は女優の仲間由紀恵さんが、歌手の谷村新司さんと披露したデュエットだ。仲間さんがCMで歌声を披露するのは9年ぶり。今回2人が歌う「北陸ロマン」は、谷村さんが作詞・作曲を手がけ、CMはこの曲をBGMに仲間さんが北陸3県(富山、石川、福井)を旅する。国民的女優と日本を代表するヒットメーカーの競演は必見だ。
仲間さんは平成12年にTVドラマ「トリック」の主演をきっかけにブレーク。その後も「ごくせん」や、NHK大河ドラマ「功名が辻」などで主演を務めた。プライベートでも昨年9月に俳優の田中哲司さんと結婚し、新CM発表会では新婚生活に対する質問に笑顔を見せる場面もあった。
CMは、仲間さんが金沢駅前にある鼓門(つづみもん)を見上げるシーンから始まり、石川県では近江町市場(金沢市)を訪れ、福井県では芦原温泉(あわら市)で少女と足湯につかり、富山では名物「富山湾鮨(ずし)」を頬張る。北陸3県の食や人の温かさに、仲間さんが随所に見せる自然な笑顔が相まって、北陸の魅力を余すところなく伝えている。
CMの最後には仲間さんが「北陸は優しくて温かかった。次はいつ来ようかな」と駅のホームで旅を振り返るシーンで締めくくられているが、CM発表会でも「ぜひ新幹線で行っていただければ。魅力的な場所がたくさんあって、(自身も)まだまだ見足りない」とアピールした。