サイトマップ RSS

中国買収…名門ホテルもう使えない? 米国務省、情報漏れなど警戒 (1/3ページ)

2015.6.19 00:00

名門ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」の正面玄関。外見はシンプルだが、内装が美しく、ニューヨークの歴史的建造物に指定されている=2014年10月6日、米ニューヨーク(AP)

名門ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」の正面玄関。外見はシンプルだが、内装が美しく、ニューヨークの歴史的建造物に指定されている=2014年10月6日、米ニューヨーク(AP)【拡大】

 米国務省が、毎年9月の国連総会シーズンに拠点として使ってきたニューヨークの名門ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」を、今年は利用しないことが18日までに分かった。国務省側は理由を明かしていないが、このホテルを昨秋、中国資本が買収したことに加え、今月はじめに起きた米政府職員400万人分の個人情報がハッカーに盗まれる事件で中国のハッカー集団の関与が浮上したことから、安全保障上の問題を懸念したとみられる。国務省の決定にホワイトハウスや他の政府機関などが追随するのは必至。米中間の神経戦が続く中、名門ホテルの看板にかげりが見えてきた。

 外交史の重要な舞台

 ホワイトハウスと国務省は今回のホテル問題に関しコメントを拒否したが、AP通信は17日、当局者の声として、ウォルドーフの代わりに、同じくニューヨーク中心部にある1882年創業の老舗ニューヨーク・パレス・ホテルを使うと報じた。

国連総会に関するさまざまな情報漏れの危険性

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ