4人でロンドンとパリを旅行して映像を撮り、ミュージックビデオ(MV)を作成してYouTubeにアップ。レコーディングを含めDIY精神が強い。
「最初のEPの時は、僕の家で録ったものがインターネットを通して広いところへ出ていくことにロマンをすごく感じた。海外を狙って英語でやったというよりは、国境は意識していなくて、“人が作って人に聴いてもらうこと”を普通にピュアに地球上でやれたらいいなと思っています」(Yuto)
曖昧さも魅力
Suchmosは、横浜・茅ケ崎あたりの仲間で「何かやろう」と思って始めたのがバンドだった。YONCEが書いた曲はメロディーに合うものを優先し、レパートリーには英語詞も日本語詞もある。MVも仲間が撮影した。
「海外の曲の歌詞の和訳を読むと訳者によって解釈が全然違うことがあって、英語ってある意味不便だけど、ファジーさの良さもあると思う。ラフに受け取れるから、僕はそういう意味合いで無意識に言語を使い分けているかもしれない。日本語は書こうと思うと詳細に書けてしまうから、それをあまりいいことだとは思っていないんです」(YONCE)