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「母に会いたい」 元学生指導者、習主席に書簡 (1/4ページ)

2015.4.24 10:40

天安門広場近くの土産物店で陳列された習近平国家主席関連のグッズ。中国では「法による支配の強化」が提唱されながら、天安門事件から26年が経った今でも「人治」が幅を利かし、習氏のカリスマ化が日に日に進められている=2015年3月4日、中国・首都北京市(AP)

天安門広場近くの土産物店で陳列された習近平国家主席関連のグッズ。中国では「法による支配の強化」が提唱されながら、天安門事件から26年が経った今でも「人治」が幅を利かし、習氏のカリスマ化が日に日に進められている=2015年3月4日、中国・首都北京市(AP)【拡大】

  • 天安門事件(1989年6月)の学生指導者だった熊●(=森の木を火に、ゆう・えん)氏(提供写真)

 【国際情勢分析】

 1989年6月、中国で民主化運動を人民解放軍が武力弾圧した天安門事件の学生指導者だった熊●(=森の木を火に、ゆう・えん)氏(50)が最近、習近平国家主席(61)に宛てた公開書簡を発表し、注目を集めている。米国在住の熊氏は、病気で危篤状態の故郷の母親と面会するため、帰国の許可を求めているが、中国当局は拒否する構えだ。インターネットなどで「残酷すぎる」「帰国を認めるべきだ」といった意見が寄せられている。

 出国23年…危篤の知らせ

 北京の大学の学生だった熊氏は、学生の自治組織の幹部に選ばれ、天安門広場などでの抗議デモを組織する中心人物の一人となった。事件後、中国当局が公表した21人の指名手配犯の一人で逮捕、投獄された。服役中の92年、病気治療の名目で米国への出国が認められた。米大学で神学を学んだ熊氏は米国籍を取得し、現在は米陸軍専属の牧師を務めている。

帰国認めぬ当局に批判

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