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中国人富豪の人生はハイリスク 「後ろ盾」と一蓮托生、平均死亡年齢は… (1/4ページ)

2015.2.13 10:05

2008年3月31日、北京五輪を前にギリシャから北京空港に到着した聖火(中央)を出迎えた、党政治局常務委員時代の周永康氏(中央左)。権勢をほしいままにした周氏だが、その失脚に「連座」する形で2015年2月9日、四川省の大富豪ら5人に死刑が執行された(共同)

2008年3月31日、北京五輪を前にギリシャから北京空港に到着した聖火(中央)を出迎えた、党政治局常務委員時代の周永康氏(中央左)。権勢をほしいままにした周氏だが、その失脚に「連座」する形で2015年2月9日、四川省の大富豪ら5人に死刑が執行された(共同)【拡大】

  • 殺人罪などに問われ死刑判決を受けた四川省の大手企業、漢竜グループの劉漢会長=2015年2月9日、中国・四川省綿陽市(ロイター)

 【国際情勢分析】

 昨年失脚した中国共産党の周永康・前政治局常務委員(72)の腹心で、殺人罪などに問われ死刑判決を受けた四川省の大手企業、漢竜グループの劉漢会長(49)に9日、刑が執行された。証券、不動産、鉱業など多分野に進出し、一大財閥を築いた劉氏の総資産は400億元(約7700億円)に達したこともあり、逮捕されるまでは中国代表する大富豪の1人だった。

 周氏の腹心に死刑執行

 死刑執行される前、劉氏は中国メディアの取材に応じ「私の野心が大きすぎた」などと反省の言葉を口にしたという。判決などによれば、劉氏は1993~2013年まで、商売上の競争相手の殺害など5件の殺人事件を含め、武器密輸、不法経営など多くの犯罪に関わったという。長年警察に逮捕されずにいられたのは、ビジネスパートナーの周浜氏(43)の父親、周永康氏に守られたためである。

「後ろ盾」と一蓮托生

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