サイトマップ RSS

【官邸ドローン事件】空の無防備露呈 テロ懸念現実に (3/4ページ)

2015.4.23 09:45

小型の無人飛行機「ドローン」(屋上左の青いシート付近)が落下したとみられる首相官邸。空の無防備さが浮き彫りになった=2015年4月22日午後0時2分(共同通信社ヘリから撮影)

小型の無人飛行機「ドローン」(屋上左の青いシート付近)が落下したとみられる首相官邸。空の無防備さが浮き彫りになった=2015年4月22日午後0時2分(共同通信社ヘリから撮影)【拡大】

  • 小型の無人飛行機「ドローン」の事故など一覧=2014年4月~2015年1月

 ≪広がる商業利用…相次ぐ墜落事故≫

 無線操作や自動操縦ができるドローンは、災害対策や物流など商業目的での研究・利用が広がる一方、国内外では墜落事故も相次いで報告されている。

 国内に2万機

 業界団体「日本UAS産業振興協議会」(東京)によると、近年、プロペラが複数ある「マルチコプター」と呼ばれる機種が開発され、価格も数千円からと安価で、操縦も簡単なことから用途が広がった。多くは中国製で、インターネットでも購入できる。約2万機ともされる国内のドローンはさらに増える見込みだ。

 国も普及に向け動き始めている。国土交通省は今年3月にまとめた地域を支える持続可能な物流システムに関する報告書の中で、物流機能が弱い過疎地で、ドローンを活用した配達の仕組みに言及。4月6日の会合ではドローンの開発動向などがテーマとなった。

 今後、離島や過疎地への薬品や食料輸送、災害地域上空からの観測、農地での作物の育成状況把握、ゴルフ場での自動体外式除細動器(AED)の運搬などの利活用が期待されている。

ホワイトハウスにも

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ