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大分県豊後高田市「昭和の町」 寂れた商店街 レトロに変身 (2/2ページ)

2015.3.30 11:30

「昭和の町」の商店街を走るボンネットバス「いすゞBX141」。正面から見ると懐かしさ倍増だ=2015年1月24日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)

「昭和の町」の商店街を走るボンネットバス「いすゞBX141」。正面から見ると懐かしさ倍増だ=2015年1月24日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)【拡大】

  • ボンネットバスには女性車掌が乗務していて、軽妙な話術で「昭和の町」を案内してくれる=2015年1月24日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)
  • 「昭和の町」の商店街を縫うように運行するボンネットバス。懐かしい町並みに花を添える=2015年1月24日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)
  • 昭和の町の商店街にある「松田はきもの店」では“看板娘”のゆきちゃん(メス・8才)が出迎えてくれる=2015年1月24日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)
  • 懐かしい品々が集められ、展示されている「駄菓子屋の夢博物館」=2015年1月25日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)
  • 昭和30年代の民家や路地が再現され、当時の暮らしを体感できる「昭和の夢町三丁目館」=2015年1月25日、大分県豊後高田市(松本健吾撮影)
  • 大分県豊後高田市

 ≪地方再生の夢 ボンネットバスに乗せて≫

 また、当時の生活風景を体験できる「昭和の夢町三丁目館」や、懐かしいおもちゃやポスターなど約6万点の品々を楽しめる「駄菓子屋の夢博物館」も整備した。

 目玉は、土日や祝日など不定期に、昔ながらのフォルムで走るいすゞ自動車の1957年式のボンネットバス「いすゞBX141」。エアコンはなく、木製の床だが、女性車掌が軽快なトークで盛り上げ、観光客に昭和の町を案内してくれる。

 この郷愁を誘う町づくりは成功。2013年には37万人超が訪れ、見事な“復活劇”を果たした。

 「観光まちづくり株式会社」の野田洋二社長(66)は「昭和の町の取り組みで、若い人の定住を促すような、のんびりとした地方の良さと経済が両立した街を目指したい」と話している。(文・写真:写真報道局 松本健吾/SANKEI EXPRESS

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