2月14日、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で19歳の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手が金メダルに輝いた。フィギュアでは日本男子初の快挙で、ソチで日本勢唯一の金メダリストとなった。フリーの演技では序盤にミスが出て諦めかけた。優勝が決まると、「本当にびっくりしている。すごくうれしいなと思うのが半分、自分の中で悔しいと思うところが結構ある。やっぱり五輪はすごい。緊張した。日本男子初の金メダルなので、それはしっかり誇りに思わなきゃいけない」と話した。
≪41歳の葛西 銀メダル≫
2月15日、ソチ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで、41歳の葛西紀明選手が銀メダルを獲得し、冬季五輪で日本最年長メダリストとなった。1月にワールドカップ(W杯)の史上最年長優勝を達成し、史上最多の7大会連続の五輪出場を果たした“レジェンド(伝説)”と呼ばれる男は、「たぶん次の(五輪の)45歳、49歳と自分の体力や技術はもっと向上すると思っている。(金メダルを)諦めず行けるところまで行きたい」と語った。