サッカー日本代表は5日、札幌ドームでウルグアイ代表と国際親善試合のキリン・チャレンジカップで対戦し、0-2で敗れ、メキシコ出身のハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣を飾れなかった。
日本は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング44位、ウルグアイは6位で、過去の対戦成績は日本の1勝1分け3敗。
手痛いミスで先制許す
ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1リーグ敗退に終わった日本代表の再生を託されたアギーレ監督は、先発メンバーに、W杯の中心メンバーだった主将の本田(ACミラン)、岡崎(マインツ)、長友(インテル・ミラノ)の欧州組を起用する一方で、代表初選出の坂井(鳥栖)と皆川(広島)を抜擢(ばってき)した。W杯代表に最終局面で落選した細貝(ヘルタ)も守備の要として先発。4-3-3の布陣を敷いた。
前半17分、左サイドから岡崎がクロスを上げ、中央でフリーとなった皆川がヘディングで合わせるもシュートは惜しくもクロスバーの上へ。前半34分、日本は手痛いミスで先制を許す。酒井宏(ハノーバー)からのバックパスを坂井がトラップミスしボールを奪われ、カバニに決められた。