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【アメリカを読む】「女性」がキーワードの次期大統領選 (2/4ページ)

2014.12.2 10:00

中間選挙を前にケンタッキー州ルイビルで、ミッチ・マコネル共和党上院院内総務の応援演説を行うカーリー・フィオリーナ氏。次期大統領選の共和党候補指名争いは混戦模様だが有力な女性は見当たらず、出馬すれば注目を集めるのは必至だ=2014年10月29日、米国(AP)

中間選挙を前にケンタッキー州ルイビルで、ミッチ・マコネル共和党上院院内総務の応援演説を行うカーリー・フィオリーナ氏。次期大統領選の共和党候補指名争いは混戦模様だが有力な女性は見当たらず、出馬すれば注目を集めるのは必至だ=2014年10月29日、米国(AP)【拡大】

  • ヒラリー・クリントン前国務長官=2014年10月23日、米ミネソタ州セントポール(AP)
  • エリザベス・ウォーレン上院議員=2014年11月19日、米国・首都ワシントン(ロイター)

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の躍進で共和党が勝利した10年の中間選挙で、カリフォルニア州から連邦上院選に立候補した同じ女性の民主党のバーバラ・ボクサー上院議員(74)に10ポイントの差を付けられて敗れたのだ。

 ただ、共和党ではジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)、ランド・ポール上院議員(51)ら十数人が大統領候補として取り沙汰されているもののいずれも男性だ。フィオリーナ氏が戦いに加われば、共和党内で女性政策の議論を活発化させる触媒になりそうだ。

 共和党の泣き所

 ワシントン・ポスト紙はフィオリーナ氏の出馬準備を伝える記事で「民主党からクリントン氏の立候補が予想されることを考えれば、女性が大統領選に参戦することは共和党の役に立つだろう」との共和党関係者の見方を伝えている。

 共和党全国委員会は12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)がバラク・オバマ大統領(53)に敗れたのを教訓に、選挙戦略を徹底的に検証した。黒人やヒスパニック(中南米系)などのマイノリティー(少数派)や若者からの支持の弱さに加え、共和党が抱える「女性問題」が浮き彫りになった。

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