起訴の対象となったコラムについても、セウォル号沈没事故に関連して韓国国民の間に存在する朴槿恵大統領への認識、そして現象を、韓国の政治や社会の状況としてありのままに日本の読者に伝えようとしたものであります。朴槿恵大統領個人を誹謗(ひぼう)する意図は全くありません。
検察の取り調べに対しても、その趣旨を、長時間にわたり誠実に説明し、真実の解明に協力する態度で臨んできました。この裁判が、現代的法治国家である韓国において、法と証拠に基づいて厳正に進行されることを期待し、誠実に裁判に臨みたいと思います。(ソウル 名村隆寛/SANKEI EXPRESS)