≪9月半ばに決断 再び五輪目指すのは「今の僕には不可能」≫
高橋は晴れ晴れとした表情で会見に臨んだ。
――引退の理由は
「ソチ五輪を目指していたときにモチベーションを保つのが難しいと感じながらやっていた。また4年できるのかと考えたときに、今の僕には不可能だと思った」
――いつ決断したのか
「9月半ば。8月まではアイスショーなどがあって忙しかったが、ふとそれがなくなったときに(引退の)気持ちが大きくなった。他の選手もこれからモチベーションを上げていくので、シーズンが始まる前に言いたいと思った」
――引退後は
「アイスショーなどには出るが、1、2年はスケートから2、3歩引いて生活する中で目標を探していこうと思う。フィギュアスケートがどこまで好きで情熱があるのか。(コーチなどとして)関わっていくのか、関わっていかないのかも視野に入れて生活したい」
――今後のフィギュアスケート界は
「羽生選手が引っ張って行くと思う。彼を超すような存在がどんどん出て、激しいバトルを見たい」(SANKEI EXPRESS)