「敵は米国の戦力が後退していることに気付いている。特に中国は即応性や精強性に関する米国との格差を埋めようと全力疾走しており、われわれが優勢を維持するにはそれ以上に速く走らなければならない」
具体的には、(1)空母11隻体制を12隻に増強し、太平洋に常時2隻を展開(2)中国を優位に立たせないよう毎年2隻のバージニア級原潜を建造(3)中露が第5世代戦闘機の開発を進めていることからF35戦闘機の製造計画を堅持(4)情報収集能力の向上-などを提案した。
深まる「二極化」
米上院は18日の本会議で、シリアでイスラム国と戦う反体制派勢力を軍事支援するための予算案を可決した。
共和党のランド・ポール(51)、テッド・クルーズ(43)、民主党のエリザベス・ウォーレン(65)といった、16年大統領選への出馬が取り沙汰される上院議員が反対する中、ルビオ氏は賛成した。