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【STAP細胞】「核心」捏造 科学史に汚点 (3/4ページ)

2014.4.2 06:55

理化学研究所の研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さん=2014年1月28日(伊藤壽一郎撮影)

理化学研究所の研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さん=2014年1月28日(伊藤壽一郎撮影)【拡大】

  • STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)の主論文の著者=2014年3月16日現在

 最終報告について、小保方氏は「悪意のない間違いにもかかわらず改竄、捏造と決めつけられたことは、とても承服できない」と反論する談話を発表。代理人弁護士によると1週間以内に理研に不服申し立てを行い、その後、記者会見するという。

 存在自体に深まる疑念

 最終報告では、共著者の笹井芳樹理研発生・再生科学総合研究センター副センター長と元理研の若山照彦山梨大教授について、不正はなかったとしながらも、データの正当性と正確性を自ら確認しなかったとして責任は重大とした。同じく共著者で理研の丹羽仁史氏に不正は認められないとした。

 小保方氏らは1月末、STAP細胞の論文を英科学誌ネイチャーに発表。世界的に注目されたが、実験の根幹に関わる部分で不正が明らかになり、論文の信頼性は失われた。STAP細胞が本当に存在するかどうかも疑念が深まっており、理研は内部で検証作業を続ける一方、最終判断は第三者の検証に委ねるとした。(SANKEI EXPRESS

理化学研究所による記者会見のポイント

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