■東京・大阪への電車通勤通学者、50%以上が通勤通学に片道1時間以上かけていることが明らかに
東京都内・大阪府内に電車を使って通勤通学をしている人2000名に、通勤通学の状況について尋ねた。通勤通学時間を聞いたところ、片道「1時間程度」が20%で最多。「40分~45分程度」18%、「50分~55分程度」13%と続くが、1時間以上と回答した人を合計すると全体の50%以上に(東京55%、大阪45%)にのぼった。また、通勤通学時間のうち、電車に乗っている時間も聞いたところ、「30~35分程度」が18%で最多だった。30分以上と回答した人を合計すると64%にのぼる。東京・大阪に通勤通学している人のうち多くが、1日1時間以上を電車の中で過ごしていることがわかった。
■東京86%、大阪74%が通勤通学時に「満員電車」に乗っていると回答
通勤通学時に「満員電車」に乗ることがあるかどうかを尋ねたところ、東京への通勤通学者の86%、大阪への通勤通学者の74%が「乗ることがある」と回答した。また、電車の混み具合を尋ねたところ、最も多かったのが東京・大阪とも、「手足は動かせるが、身体の位置は変えられないレベルの混雑」で26%(東京30%、大阪23%)にのぼった。10人に1人は「まったく身動きが取れないレベルの混雑」を経験していることもわかった。
■電車で何らかのストレスを感じる人は95%
通勤通学電車でストレスを感じる内容について尋ねたところ、95%が何らかのストレスを感じていることがわかった。ストレス内容の1位は「満員電車・混雑」で46%にのぼる。次いで、2位「乗降時に出入り口等から動かない乗客」44%、3位「他の乗客のにおい(汗臭さ・香水など)」43%、4位「ヘッドホンからの音漏れ」37%、5位「電車の遅延」37%と続いた。