2016.11.12 16:06
■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
少し前に、東急電鉄が発表した車内マナーの啓発広告が、女性差別要素を含んでいるなどの指摘が相次ぎ、話題になりました。マナーというのは、ひとりひとり基準が異なるため、非常にナーバスな問題だと考えさせられました。指摘の内容が女性に限定されていたのが原因のひとつではありますが、電車内で繰り広げられる迷惑なマナーを見ていくと、女性ならではのこと、男性ならではのこと、両方が存在するように感じます。
そこで今回は、女性の目線から、男性のプチ迷惑な行動について紹介したいと思います。ただ、その行動をじっくり掘り下げていくうちに、不思議と世の男性たちのことが「愛すべき存在」だと思えるようになったことだけ、お伝えしておきます。
■なぜ男性は座る時に足をガバッと開くのか?
すべての男性に当てはまるわけではありませんが、多くの男性が電車の座席に座る際、足を軽く開くと思います。これは骨格上、女性よりも足が閉じにくくなっているなどの理由があるそうですが、その幅がこぶし1個分位の人もいれば、座席1.5人分ぐらいの幅をとって、バーンと座る人もいます。あの差は一体、何なのでしょうか?
「足をバーンと開く男性は1日、1回ぐらいは見かけますが(特にチャラそうなサラリーマンに多い)、あの姿勢は本当にラクなのかと思ってしまいます。というか、周りからしてみればやっぱり迷惑だし、何アピールなの?といつも思ってます」(25歳・営業)
「男性の座り方って、本当に迷惑な人がいますよね。満員なのに隣の人と距離を少し取ったがために、1.5人分くらい幅を使っている人。足を90度ぐらい、思いきり開いて座っている男性もよく目にします。自分アピールなのでしょうか? いつか直接聞いてみたいです」(30歳・企画)