「現金感覚」で使えるデビットカード 各社、五輪に向け普及目指す (2/3ページ)

2016.3.5 17:07

Visaデビットカードを使って抹茶ラテの支払いをする客(手前)=東京・お台場の「ナナズグリーンティー」(画像の一部を加工しています)

Visaデビットカードを使って抹茶ラテの支払いをする客(手前)=東京・お台場の「ナナズグリーンティー」(画像の一部を加工しています)【拡大】

  • 足利銀行が地元商店などと提携して発行する「エリアカード」のポスター=栃木県大田原市

 男性は、洋服など比較的高額の商品はクレジットで、日常の昼食やコンビニの買い物はデビットで支払うよう使い分けている。「銀行口座の残高を常に意識するようになった。財布に小銭がたまらないのもいい。友人にも利用を勧めている」と話す。

 世界3800万店

 日本のデビットカードは、銀行のキャッシュカードをそのまま使える「Jデビット」が平成12年に本格稼働したのが始まり。ただ、使える店が少なく、あまり普及していない。

 これに対し、Visaデビットカードは、国内、海外合わせて約3800万カ所のVisa加盟店で使えるのが利点。クレジットカードと違って審査がなく、15歳から持つことができる。18年1月にスルガ銀行が発行したのが第1号。25年11月に三菱東京UFJ銀行が取り扱いを始めたことで発行枚数の拡大に弾みが付いた。現在の発行金融機関は12行。

「デビットカードについて地銀からの引き合いが急速に強まった」

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