拡散…削除しきれない有害情報 児童ポルノなど9割超が国外サイトに掲載 (4/4ページ)

2015.11.15 08:23

児童ポルノは96%、リベンジポルノは71%の国外サイト削除率を達成

児童ポルノは96%、リベンジポルノは71%の国外サイト削除率を達成【拡大】

  • 違法・有害情報対策の実績を説明するセーファーインターネット協会の吉川徳明事務局長(右)

 ただ、わいせつに関しては、掲載サイトの国で法律に触れない場合もあるため、3日以内で4・1%、7日以内で3・6%、14日以内で19・3%と半分に及ばない。

 もともとの削除状況でも、わいせつは国内5件、国外2465件の削除依頼を出して、削除率は国内80%、国外55%と海外での比率が低くなっている。危険ドラッグと呼ばれるものの販売や仲介を手がけているサイトも、国外では削除に応じてもらえない場合が割合に高く、インターネットの安全な利用を促進していく上での課題となっている。

 同協会の別所直哉会長は、「活動はまだまだ端緒についたばかりだが、これから内容をより充実させて、適切な活動を行っていきたい」と話して、正会員や賛助会員として活動に参加してくれる企業の増加、インターネット利用者の意識向上などを呼びかけた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。