ただ、わいせつに関しては、掲載サイトの国で法律に触れない場合もあるため、3日以内で4・1%、7日以内で3・6%、14日以内で19・3%と半分に及ばない。
もともとの削除状況でも、わいせつは国内5件、国外2465件の削除依頼を出して、削除率は国内80%、国外55%と海外での比率が低くなっている。危険ドラッグと呼ばれるものの販売や仲介を手がけているサイトも、国外では削除に応じてもらえない場合が割合に高く、インターネットの安全な利用を促進していく上での課題となっている。
同協会の別所直哉会長は、「活動はまだまだ端緒についたばかりだが、これから内容をより充実させて、適切な活動を行っていきたい」と話して、正会員や賛助会員として活動に参加してくれる企業の増加、インターネット利用者の意識向上などを呼びかけた。