同協会の吉川徳明事務局長によれば、「相談が遅れれば、削除対象サイトが100近くにいくので、対応にも時間がかかる」といのこと。別の相談では、5件の削除依頼で済んでおり、吉川事務局長は「被害の軽減を見るなら、早期にセーファーインターネット協会に相談してほしい」と訴えた。
違法・有害情報が見つかって、削除を依頼してから実際に削除されるまでの期間も、リベンジポルノなど被害を受けている人にとっては気になる部分。同協会の調べでは、リベンジポルノの場合、削除依頼から3日以内に85・6%が削除され、それから7日以内に77・2%、さらに14日以内に6・4%と2週間のうちに99%以上が削除されているという。
児童ポルノの場合、3日以内は37・5%だが7日以内で42・6%、14日以内で18・1%と2週間でほとんどが削除されており、結果だけでなく対応の速さでも、同協会による依頼には効果があることが示された。