「日本の管理職は世界で通用しない」
▼世界の先進企業の管理職はこうしている!
[ここがすごい1]挑戦的な収益改善案が続々
一方、海外企業では経営層が現場のパフォーマンス向上にうるさいので、どこの管理職も必死になって、年次ごとに収益改善のための策を次々と発案し実行していかなければならない。組織に停滞が起こることなどあり得ない。
今の市場に安泰など感じておらず、5年の中期目線で、どんどん新しい戦略と行動計画を仕込んでいる。一番の違いはそのチャレンジやアクションを部長や事業部長といったリーダー自身が率先して行っていること。自らが勉強会に出て、ネタを仕込み、次の新しいチャレンジを考案する。上になればなるほど、収益改善へのハングリーさがものすごい。
[ここがすごい2]投資会社・株主がやかましい
経済低成長の時代となり、企業とは働く場所であるとともに、投資対象としての側面がより濃厚になってきている。口やかましい株主がいて、収益マイナスが2~3期連続続いたら、経営職は新しく入れ替わる。