「週休3日制度」なら社員のモチベーションと業績は上がるのか? (1/3ページ)

2015.9.6 07:14

 企業にとって少子化による労働力人口の減少は今や深刻な問題だ。優秀な人材を採用し、人材の流出を防ぐためには、「働きたい会社」「働き続けたい会社」へと変わらなければならない。社員がやりがいや充実感を感じながら働く一方で、それぞれの生活状況やライフスタイル、価値観を尊重し、仕事と生活の調和を図ることで、優秀な社員が長く働き続けられる環境を実現できる。そして、社員の離職を防ぎ、新規採用を有利にし、さらには今いる人材の能力を引き出すことが可能になる。

 つい先日も、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、週に4日働いて3日休む「週休3日制」を10月から一部導入するという報道があった。これも介護や子育てと仕事を両立させることや多様な働き方に対応する狙いがあるようだ。また、人材教育事業や飲食事業を行なうクリエイティブアルファも、社員の定着率をアップする『「人」がやめないスゴイ仕組み』の取り組みの一環として、グループ企業のシーエーセールススタッフに新しいスタイルの週休3日制度『気分で出勤(週休2日に加え、週に1日「フリー出勤」を設ける制度)』を導入した。

最大のポイントは「休日」ではなく「フリー出勤=出勤扱い」という点

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