続いて「介護問題について考えた事はあるが話し合ったことはない」が12%、「介護が必要な親族がいない」が10%、「介護問題について考えたくない」が5%、「介護の話は避けている」が3%という結果に。
介護問題が原因でトラブルに発展するケースが急増している背景があるにも関わらず、未だに「介護問題を他人事」と思っている実態が浮き彫りになった。
老後の生活もその前に起こりうる親の介護問題も、避けては通れない問題だ。また、老後についての不安はお金の問題だけではなく、昨今社会問題となりつつある高齢者を狙った悪徳商法等について心配する声や、認知症等になった際の財産管理を不安視する声も多く聞かれた。
最近は、判断能力がしっかりあるうちに財産管理等を検討したいとのことで、法定後見制度(認知症、知的障害、精神障害などによって判断能力が不十分な方に対して、本人の権利を法律的に支援、保護する制度)について法律家に相談される人も増え、高齢者本人に良質で適切な支援をする法律事務所も増えているという。
介護問題や老後ライフプランについて相談できる専門家見つけて、アドバイスを受ければ、多少は不安が解消するかもしれない。
有効回答数:1263人(男性:494人 女性:769人)
アンケート期間:2014-07-01~2014-07-31