さらに自分の老後の問題の前に起こる可能性のあるのが「介護問題」だ。高齢化社会に伴い、介護問題は決して他人事ではなく、「まだまだ元気で介護の心配など全然していなかった親が突然脳梗塞で倒れたり、転んで怪我をしてしまい、幸い一命は取り留めたが当分リハビリの必要性がある。
退院後は誰かのサポートが必要な状態がしばらく続く…」このようなケースは決して珍しいことではない。
◆「親の介護問題について話し合ったことがない」が約6割
「介護問題」について家族間で話し合ったことがあるかというアンケートの結果、「話し合ったことがない」と回答した人が圧倒的に多く58%という結果となり「介護問題について話し合ったことがある」と答えた人はわずか12%という結果となった。