◆現在の貯蓄高「貯蓄はない」が全体の2割の一方で500万以上との回答は11%
現在の貯蓄額についてのアンケート調査の結果、「100万以上500万未満」との回答が最も多く全体の21%となった。続いて「貯蓄はない」「10万円未満」が共に18%、「50万以上100万未満」が11%、「10万以上20万未満」「20万以上50万未満」が共に8%、「500万以上1000万未満」「貯蓄どころか債務がある」が共に6%。「1000万以上3000万未満」は5%という結果に。
500万円以上の貯蓄があると回答した人は11%だが、10万円未満、もしくは貯蓄はないとの回答が全体の36%を占め、さらには「貯蓄どころか債務がある」との回答も6%にのぼり、二極化が進んでいることが分かった。
また、前述のように定年後に必要な額が最低でも約5700万円、ゆとりのある生活を営みたいのであれば、およそ9400万円の貯蓄が必要とされている中、今回のアンケート調査からは、この必要額を達成するには程遠い現実も併せて明らかとなった。