【POINT01】《ビジネス流会話術》核心の話題には気にせず切り込む
客先でうまく話せない、話が続かない……ビジネス会話に悩みを抱える人は意外と多いはず。仕事柄、会話や言葉の感覚を常に研ぎ澄ましている桝アナウンサーに、ビジネス会話をクールにこなす極意を聞いた。
「『会話とは相手の話したことを受けることから始まる』ということを先輩の藤井貴彦アナウンサーから教わりました。
特にビジネスの現場においては、必ず相手の話したことを受けて、乗っかり、そこから展開していく。この順序をとにかく守ることです。
自分ばかりが主体となって話を進める人は、相手に話しづらいという印象を抱かせます。そうならないためにも、相手が投げてきた球を捕って、その球を投げ返してあげると、会話は円滑に成立するはずです」
円滑に会話をする一方、ビジネスの現場では、どこかのタイミングで、聞きづらい質問をしたり、核心を突いた話題に切り込まなければならないが……。