日テレ人気アナ・桝太一さん いかにして現在のポジションを築いたか (2/6ページ)

2015.1.18 07:08

 ◎空回りから救ってくれた羽鳥アナウンサーの言葉

 日本テレビの朝の顔として、『ZIP!』の総合司会を務める桝太一アナウンサー。3年前にこの大役に抜擢されるまでは、報道ニュースとスポーツ中継しか担当していなかった無名の存在。そんな彼はいかにして現在のポジションを築いたのか。

 「初めのうちは、どうしたら羽鳥慎一さんみたいに気の利いたユーモアが言えるかとか、歴代の司会者に近づくことばかりを考えて空回りしていました」

 そんな状況から救ったのは、前任者の羽鳥アナウンサーからの「桝らしくやればいい」という一言だった。

 「一気に余計な考えから解放されました。その時点で僕にできるのは、真摯に伝えることしかなかったんです。どんなビジネスの現場でも、前任者のことは気になるものです。でも、意識しすぎるとうまくいきません。

 自分に何ができるかを把握したら、スマートに振る舞えるようになりました」

 次ページからは桝太一流の仕事術をさらに深掘りする。

客先でうまく話せない、話が続かない…

@DIME

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