眼科医に聞く「スマホ」の注意点 目が疲れる理由は3つ…予防のコツは? (1/3ページ)

2014.10.25 17:10

目に負担がかかるため、暗い場所でスマートフォンを使用するのも控えた方がよさそうだ

目に負担がかかるため、暗い場所でスマートフォンを使用するのも控えた方がよさそうだ【拡大】

  • 石岡みさき院長

 スマートフォンのユーザーは近年急増し、現代人が手放せないものの一つになりつつある。しかし、スマホは使い方によっては、目の疲れやドライアイなどの原因になる。眼科専門医で、みさき眼科クリニック(東京都渋谷区)の石岡みさき院長に、スマホを使い続けると目が疲れてしまうメカニズムや目の疲労を予防するコツなどを聞いた。(本間英士)

 近過ぎて疲れる

 スマホを使い続けると目が疲れる理由について、石岡院長は「基本的にはパソコン使用時のトラブルと同じ」と語る。すなわち、画面に目のピントを合わせ続けること▽まばたきの減少▽ブルーライト-の3つだ。

 スマホとパソコンとで異なるのが「距離」。パソコンの場合、通常45センチ程度の間隔をあけて操作する。しかし、スマホの場合、手に持って操作するため、これより距離を近づけて使う人がほとんどだ。近い場合では15センチ程度で使用している人もいる。

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