富士急山梨バスは1日、豪華貸し切りバス「グランブルーリゾート」を報道各社に公開した。JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」の乗客が観光に利用するバスで、6日から運行を始める。
総工費は一般的なバスの3倍の約1億2千万円。車両デザインは四季島を手掛けた工業デザイナーの奥山清行氏が担当した。青を基調に独自に制作した「蒼富士」色をメーンカラーに、「逆さ富士」を描いたフロントが特徴。
四季島の「1泊2日コース」の旅客が、1日目にJR中央線の塩山駅で乗り換え、峡東地域の温泉やワイナリーを観光する。
富士急山梨バスの古屋毅社長(58)は、塩山駅で開かれた出発式で「四季島のお客さま用に特別に仕立てた。継続して楽しんでほしい」と話した。