JR東、豪華寝台列車「四季島」デビュー 揺れと騒音抑制に新技術総動員 (1/2ページ)

2017.5.1 06:14

豪華寝台列車「トランスイート四季島」=2016年12月、JR日光駅
豪華寝台列車「トランスイート四季島」=2016年12月、JR日光駅【拡大】

 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が1日にデビュー。高級感のあるシャンパンゴールドの車体に「和」を取り入れた内装で、高級ホテル並みのサービスを受けながら東日本各地を巡る。「クルーズトレイン」にふさわしい快適な旅にするため、先進の技術を多く取り入れた点も注目される。

 四季島にある17の客室は3種類あり全室がスイートルーム。このうち2室にはヒノキの浴槽があるバスルームが付く。ダイニングやラウンジ、展望車も備える。

 こうした車両にふさわしい快適性を保とうと、JR東は揺れと騒音を抑える技術を盛り込んだ。

 横揺れの対策として装備したのが、東北新幹線のE5系などに使われている「フルアクティブサスペンション」。検知した振動と反対の力を加えることで揺れを抑える。

 またレールの継ぎ目を通過する際に起こる「ガタンゴトン」という上下の振動を抑えるためのダンパーを搭載した。運行本数が多い首都圏などの路線は継ぎ目が少ない「ロングレール」を採用しているが、四季島はまだ継ぎ目が多い路線も走るためだ。さらに車体に防音材を入れるなどして静粛性を確保した。

電車とディーゼルカーの機能を併せ持つ「EDC」と呼ばれる方式を日本で初採用

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。