三越伊勢丹4~12月期は減収減益 衣料品やインバウンド減収続くも改善傾向

2017.1.27 15:56

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)が27日発表した平成28年4~12月期連結決算は、最終利益が前年同期比18・7%減の195億円となるなど減収減益となった。主力の衣料品販売の不振やインバウンド(訪日外国人)の売り上げの減少が響いた。

 売上高は3・9%減の9306億円で、営業利益は36・2%減の196億円だった。減収減益だったものの、トランプ米大統領の就任が決まった11月以降は、円安・株高となり、百貨店事業で復調の兆しを見せている。

 富裕層向けは高額な宝飾品や美術品などが回復しているほか、旗艦3店(三越日本橋本店、三越銀座店、伊勢丹新宿本店)の免税店売上高も、1月は前年同月比4・3%増だった。

 ただ、今後の見通しについては「トランプ政権の施策がどうなるのか、わからず、安心はできない」(広報)と見方を示した。通期の業績予想は据え置いた。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。