日本時間の今月26日に愛知県営名古屋空港を出発。北海道とロシア、米アラスカ州を経由し、約8000キロを飛行してきた。
三菱航空機の試験拠点「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」の岩佐一志副センター長は「やっと到着したことで、ここで働く全員が感動している。納期までのスケジュールを守れるよう飛行試験を進めたい」と語った。
グラントカウンティ国際空港は米西海岸シアトル郊外に位置し、年間の晴天率は約9割に上る。複数の滑走路があり、飛行可能な空域も広いため、高い頻度で試験がやりやすいという。(モーゼスレイク 共同)