一方、アップルはこのところ2年に1度のペースで、アイフォーンの大型モデルチェンジを行ってきたが、前回の「6シリーズ」投入から2年目にあたる今年の新商品の変更点は小幅になるとの見方が大勢だ。米メディアでは、アップルが初代が発売された07年から10周年にあたる17年に大型モデルチェンジとして「アイフォーン8」を発売するとの観測も広がっている。この新製品では瞳の虹彩の模様で個人認証を行う機能や、本体側面まで湾曲した画面が採用されるとの報道も出ている。
7月に発表した16年4~6月期決算で、アイフォーンの世界販売台数が2四半期連続で減少した。アイフォーンはアップルの売上高全体の6割前後を占める大黒柱なだけに、新製品投入のタイミングにも頭を悩ませているようだ。