物流提携をめぐっては、アサヒビール、キリンビール、サッポロビールの3社が、首都圏の一部で行っている共同配送の地域拡大を検討中だ。また、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社は5月、東京都多摩地区で共同配送を開始するなど、企業で物流提携が活発化している。
ネット通販の拡大などでトラック運転手の人手不足は慢性化している。厚生労働省によれば4月の「自動車運転の職業」の有効求人倍率は2.14倍と、全体(1.12倍)を大きく上回った。
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■主な企業の物流提携
提携会社 物流提携の内容
イオン、花王 双方のトラック積荷を中継輸送
アサヒ、キリン、サッポロビール 共同配送地域を首都圏以外にも拡大
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便 東京都多摩地区で共同配送
ローソン、ポプラ 一部商品を共同で配送
JXエネルギー、出光興産 一部地域でガソリンを相互融通