日本航空は10日、米西海岸を中心に路線網を展開する大手航空会社のアラスカ航空と6月29日から提携すると発表した。提携の対象は、日航便が就航しているサンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバーの4空港を発着するアラスカ航空の15路線で、シアトルやポートランド、ソルトレークシティーなどを結ぶ。
コードシェア(共同運航)を行うほか、マイレージプログラムでも提携する。日航は、世界的な航空連合「ワンワールド」を通じてアメリカン航空と提携しているが、4年前からは米東海岸でジェットブルー航空との共同運航を始めるなど、米国内で乗り継ぐ路線網の拡充を図っている。