新鮮な野菜や果物を事業所に届ける「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を手掛けるKOMPEITO(コンペイトウ、東京都渋谷区)は、2月から地方の特産品を商品ラインアップに加えた。九州産の果物ジュースや野菜チップス、東北産の飲むヨーグルトなど、健康に配慮した食品を取りそろえている。
事業所に出張して弁当を販売するスターフェスティバル(東京都渋谷区)は、元キャビンアテンダントや元スポーツ選手など、健康に関心の高い人を販売員として採用。「素材は何を使っているの」「栄養バランスはどうなの」といった問い合わせに丁寧に答え、個々人に合った商品を勧めることで健康管理の一助としている。
都心で働くサラリーマンも、昼食の時間をゆっくりとれないようだ。新生銀行が20~50代男性を対象にした調査によると、「仕事をしながら食べる」との回答が約30%あったほか、「昼食を食べていない」「10分以内ですませている」との回答が合わせて約25%あった。職場まで食事を届けてくれるサービスは好評で、オフィス街でも導入事業所が増加している。