JR東日本は18日、車内で現代アートを鑑賞できる上越新幹線の観光列車「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」を4月29日にデビューさせると発表した。新潟-越後湯沢間の運行で、4~6月はゴールデンウイークと土日の計24日、走らせる。
とき号として1日当たり6本運行する。区間の各駅に停車し、所要時間は50~54分。6両編成で、このうち1両は指定席(23席)として一般発売し、残り5両はツアー商品(定員80人)として販売する。
JR東のツアー商品の場合、金属加工で知られる燕市の企業が製造した現美新幹線ロゴ入りスプーン、フォークセットが付く。新潟-越後湯沢間の代金は大人5400~5900円。
新幹線の車内にはアーティストの絵画や映像などの作品が展示され、カフェスペースもある。車体の側面は写真家の蜷川実花さんが撮影した花火写真で彩られている。