「eスポーツ」国内でブームの兆し ファン層拡大、課題の人材育成もめど (3/5ページ)

2015.12.28 07:07

Cygamesが開催したスマートフォン向けゲームの先行体験会=11月29日、東京都千代田区

Cygamesが開催したスマートフォン向けゲームの先行体験会=11月29日、東京都千代田区【拡大】

 このため、日本で人気の高いトレーディングカードゲームの要素を取り入れたほか、全国に約3400万人いるスマホやタブレット端末向けのアプリユーザーを意識。「ルールはシンプルながら奥深いゲーム」(同社の木村唯人常務取締役)に仕上げた。同社は今後、賞金大会や海外向けに英語版の配信を計画しており、初年度の売り上げ目標を100億円に設定した。

 eスポーツの観戦客も増えている。サブカルチャーの“聖地”である東京・秋葉原で国内初の専用施設を運営するSANKO(同千代田区)。14年に発足した国内プロリーグを主催・運営しており、加盟数は当初の4チームから6チームに増えた。8月に開催したeスポーツの大会は、1000人近いファンがゲームを観戦。同社のeスポーツ事業の売上高はここ数年で急増しており、20年の目標を20億円に掲げる。同社の鈴木文雄社長は「今後は大会の中継・配信事業を強化したい」と意気込む。

世界に通用するプロゲーマーの育成のほか…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。