10月29日から11月8日まで、東京都江東区の東京ビッグサイトで自動車の祭典、第44回東京モーターショーが開かれている。日産のブースでは3台のコンセプトカーが展示されているが、その中の1台「TEATRO for DAYS(テアトロフォーデイズ)」を紹介したい。
TEATRO for DAYSは2020年以降に運転免許を取得する若い世代に向けた軽の電気自動車だ。「真っ白なキャンパス」をイメージした車内では、シートやヘッドレスト、ドアトリムがスクリーンとなり様々な映像や情報を表示し、使う人が自由に自分の色に染めていくことができる。今回展示されているコンセプトカーでは素材の制約もあり、プロジェクターを利用して投影していた。
商品企画本部の潮崎達也さんは「今の若い世代は生まれたときからインターネットがあり、仲間や情報とのつながり(SNS)を大事にしている。そんなシェアネイティブな彼らにデジタルデバイスの延長として車の魅力を伝えたい」と企画に込めた思いを語った。