ギャラクシー「サムスン隠し」の意味って? 異例の“日本限定戦略” (3/4ページ)

2015.5.10 07:00

 中国の北京小米科技(シャオミ)や華為技術(ファーウェイ)など新興メーカーの追い上げはきつくなるばかりで、前にはアップルが立ちふさがる。

 反韓感情を意識か

 そんな中で、鳴り物入りで投入するスマホに自社のロゴを入れない意味は何か-。欧米や韓国メディアも関心を寄せた。

 AFPは、社名のロゴを消した理由について、サムスン側は明らかにしていないと報じた一方、最大のライバル、米アップルが支配的な地位を占め、日本勢が一定の勢力を持つ市場で「苦戦してきた」と指摘し、これまでのサムスンの日本でのビジネス状況と関連付けた。

 朝鮮日報(日本語電子版)も、サムスンが12年に「ギャラクシーS3」を日本で発売した際は、富士通、アップルに続く3位の14・8%のシェアを占めたが、反韓感情を背景に13年以降は勢いを失ったと分析。14年は5%台に低下していると紹介した。

『日本市場の特殊性を考慮した措置』と説明

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