どうすれば心を伝えられるか-。一番大事なのが情熱です。
テレビショッピングの私は、なまりがでるとか、テンションが高い、つまり高ぶっているとかいわれます。自分が惚れた商品を伝えようとする思いが、人より強いのでしょう。
普段の私は、声も低いし、テンションも高くないですよ。ただ、テレビ用の自分を作っているわけではありません。
紹介する商品は、バイヤーと綿密に打ち合わせをして最終的に私が決めています。それだけ思い入れが強くなり、思わずテンションが上がります。
生放送ではハプニングもあります。
ある時、携帯電話をマナーモードにするのを忘れて、撮影中に呼び出し音が鳴ってしまったことがあります。
こんなとき、ごまかしてはいけない。電話相手に「今、放送中だから後で電話します」と返し、テレビカメラには「すいませんねぇ、電話がかかってきてしまいまして…」といいましたよ。