ジャパネットたかた、高田明社長が退任 持ち株会社を発足、長男の旭人氏を社長に (1/2ページ)

2015.1.16 19:10

記者会見に臨むジャパネットたかたの高田旭人新社長。右は創業者で父親の明前社長=16日午後、東京都港区

記者会見に臨むジャパネットたかたの高田旭人新社長。右は創業者で父親の明前社長=16日午後、東京都港区【拡大】

 通販大手「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)は16日、新たに持ち株会社の「ジャパネットホールディングス(HD)」を発足させ、ジャパネットたかたを含めた5子会社を傘下に置く新体制をスタートさせると発表した。同日付で創業者の高田明氏が社長を退任し、長男である高田旭人氏がHDの社長に就いて経営のかじ取りをする。

 新体制ではコールセンター、物流、保守サービス、広告・番組制作の専門子会社が、通販のジャパネットたかたをサポートする。HDはグループ連携や経営立案などを担当する。

 16日の会見で、高田旭人社長は「ジャパネットはお客さま目線で、隠れたいいものを紹介し、販売してきた。このやり方を継承し、さらに、素早いアフターサービスなどを専門会社で手がけることで、顧客満足度を引き上げる」と語った。平成27年12月期については、売上高を前期の1538億円から7%程度増やす方針を説明した。

昭和61年にカメラ店を開いた創業者の高田明氏は事業を急拡大させた

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