日本マクドナルドは3日、チキンマックナゲットなど同社商品への異物混入問題を受け、全国の店舗での一斉清掃や、店舗に勤務するアルバイト15万人を対象にした研修、第三者機関による抜き打ち点検などの再発防止策を発表した。
全国の店舗の集中的な清掃と機器メンテナンスを実施。5日から、全国の店舗で勤務するアルバイト15万人を対象に、インターネットなどを介して異物混入防止の研修を行う。さらに5月までの期間に、専門知識を持つ検査員が全店を抜き打ちでチェックする。
異物混入問題では、1月上旬に青森県で販売したナゲットにビニール片が混入していることが問題となった。それ以前にも大阪府の店舗で、マックフライポテトの中に人の歯が混入していたり、福島県の店舗で昨年12月、デザートにプラスチック片が混入し子供が口の中を切るけがをするなど問題が相次いだ。
日本マクドナルドホールディングスは5日に2014年12月期決算を発表する。