日本コカ・コーラは27日、ステビアの葉から抽出された植物由来の甘味料と砂糖を用いて甘みを穏やかにしたカロリーオフの新ブランド「コカ・コーラ ライフ」を3月9日から販売すると発表した。新ブランド投入は2007年6月の「コカ・コーラ ゼロ」以来、約8年ぶり。
植物由来の甘味料を使うのは初めて。カロリーは100ミリリットルあたり19キロカロリーで、「コカ・コーラ」の4割程度に抑えた。健康志向や自然派志向が高まる35歳以上のアダルト層中心に拡販、コカ・コーラ、ゼロに続く3本目の基幹ブランドに育てたい考えだ。
ライフはスーパー、コンビニなどの店舗販売を中心に展開。1.5リットル(税抜き320円)、500ミリリットル(140円)、300ミリリットル(115円)のペットボトル3種類を用意した。
ライフは13年にチリ、アルゼンチン、14年に米国、英国などで販売開始。中高年層が増え、健康志向も高まっている日本でも勝機があるとみて投入を決めた。