昨年11月17日に行われた「niconico」が主催する「ニコニコ超会議2015」(4月25日、26日)の概要発表で、開催が電撃発表された「闘会議2015」。“ゲーム実況とゲーム大会の祭典”というキャッチフレーズが示すように、そこでは、ゲームをプレーする姿を見せるゲーム実況が、プログラムでも大きな位置を占めている。
動画配信の発展と併走するように、自分のゲームプレーをネット上で披露するユーザーが増えていった。著作権の問題から公開が難しい状況もあったが、最近は、ネットを通じてプレーを見てもらうことが、ゲームのプロモーションにつながると理解し、実況を認めるゲーム会社が増えている。
「闘会議2015」開催のサプライズ発表では、任天堂が特別協賛になることも明らかとなって、集まったユーザーを驚かせた。そこで任天堂は、「niconico」の「クリエイター奨励プログラム」に対応することも合わせて発表。任天堂の著作物のうち、対象となるゲームの実況動画を投稿した場合、人気の度合いに応じた報奨金を受け取れるようにした。