日本のスマートフォン向け人気ゲームが、相次ぎ中国に進出する。ガンホー・オンライン・エンターテイメントは10日、中国のインターネットサービス大手テンセントと提携し、来年にも主力ゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の提供を始めると発表。ミクシィも「モンスターストライク(モンスト)」の中国進出を準備する。国内市場が飽和する中、各社は海外に活路を求める動きを加速。特に中国市場は利用者が急増しており、各社の成否に注目が集まる。
現地仕様に変更
「ゼロからつくりなおす」
10日、テンセント幹部のスティーブン・マー氏と都内で共同記者会見したガンホーの森下一喜社長は、パズドラを新たに中国仕様に作り直す方針を表明。同国進出への本気度を示した。
ガンホーは、中国市場向けにはテンセントが独占的にパズドラを提供。両社の担当者が共同で、中国市場向けパズドラの開発を進め、具体的な変更点や提供時期は今後発表する。