「ダイエー」屋号は消滅へ イオン岡田社長「新成長戦略が待ったなしの状況」 (3/3ページ)

2014.9.25 05:42

ダイエーの完全子会社化を発表するイオンの岡田元也社長。奥はダイエーの村井正平社長=24日、東京都千代田区

ダイエーの完全子会社化を発表するイオンの岡田元也社長。奥はダイエーの村井正平社長=24日、東京都千代田区【拡大】

 今後ダイエーは首都圏・京阪神での食品事業に経営資源を集中させ、各店舗の食品売り場を2倍に拡大。店舗網再編により、19年2月期末には店舗数を300店に増やす。

 改革により14年2月期にマイナス1%だった営業利益率を19年2月期にはプラス3%に改善し、150億円の黒字への転換を目指す。

 イオンは昨年8月、株式公開買い付けでダイエー株を買い増し、44.15%を保有する筆頭株主として経営再建を進めてきた。

 しかしダイエーの不振がイオンの連結業績を圧迫していた。完全子会社化に向けて、ダイエーの株主にイオン株を割り当てる株式交換を実施する予定で、ダイエー株の4.99%を持つ丸紅などと交渉を進める。

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