今後ダイエーは首都圏・京阪神での食品事業に経営資源を集中させ、各店舗の食品売り場を2倍に拡大。店舗網再編により、19年2月期末には店舗数を300店に増やす。
改革により14年2月期にマイナス1%だった営業利益率を19年2月期にはプラス3%に改善し、150億円の黒字への転換を目指す。
イオンは昨年8月、株式公開買い付けでダイエー株を買い増し、44.15%を保有する筆頭株主として経営再建を進めてきた。
しかしダイエーの不振がイオンの連結業績を圧迫していた。完全子会社化に向けて、ダイエーの株主にイオン株を割り当てる株式交換を実施する予定で、ダイエー株の4.99%を持つ丸紅などと交渉を進める。