富士通テンは、赤外線より長い距離で使用できて天候に左右されにくい「ミリ波レーダー」を開発。ヴァレオは車載カメラが得意分野だ。
富士通テンの広報担当者は「2社の連携でコストダウンも見込める。多くの乗用車への普及が期待できる」と話している。
一方、自動ブレーキシステムをめぐっては、11月は埼玉県深谷市の自動車販売店で、マツダ車が障害物に見立てたマットの前で停止せず、男性2人が負傷する衝突事故があった。
自動ブレーキが作動しない時速30キロ超で走行していた可能性があり、各メーカーは「あくまで補助的な機能」として、安全運転を呼びかけている。