ふるさと納税、サイト利用急増 寄付額最高へ 自治体、新たな悩みも (2/2ページ)

2017.1.16 05:35

ふるさと納税サイト事業者は、サイト上の返礼品受け付けだけでなく、特産品をPRするイベントを開催するなど地方振興に力を入れている=14日、東京都台東区
ふるさと納税サイト事業者は、サイト上の返礼品受け付けだけでなく、特産品をPRするイベントを開催するなど地方振興に力を入れている=14日、東京都台東区【拡大】

  • 2016年のふるさと納税サイトの寄付額

 今年も納税額は増えるとみられるが、自治体は新たな課題への対応に追われている。北海道安平町(あびらちょう)の横谷健主査は、返礼品を提供する自治体が増えたことを受けて他の自治体との返礼品の差別化や、返礼品のやり取りの後も「町のファンになってもらう」ことを念頭に、都心の物産展への案内状送付を検討している。

 北海道網走市で7530件のメールアドレスが漏洩するなど情報漏洩や、ネット上で自治体へのクレームが広がることなど“危機管理”への対応も求められており、さとふるは自治体向け説明会を開いている。横谷主査は「自治体のイメージアップの制度なのに、配送の不備などでイメージダウンにつながるのが怖い」と話している。(大坪玲央)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。